薬局で考慮すべき点
店舗デザインの事例で、薬局で考慮すべき点にはどのようなものがあるでしょうか。まず第一に考えないといけないことは、薬を販売する以上、そこにやってくるお客さんは多かれ少なかれ病気を持った人に違いないということです。もちろん家族の代理で来る人もいたりして、100％全員が何かの病気を持っている訳ではないかもしれませんが、基本的には何かの病気を抱えた人だろうと考えて差し支えありません。
これを店舗デザインの面から考えると、一般的な店舗以上に少しでも身体的、精神的な負担を和らげることができるような形にすることが求められます。つまり、適切に椅子やベンチシートを配置するとか、店舗内外で段差を少なくする、照明をしっかりと行うなどが挙げられます。手で押したり引いたりしないといけない重いドアもあまり好ましいものではなく、軽い引き戸にするとか自動ドアにすることなども考慮すべき点でしょうし、清潔感を出すために白を基調とするなどもあります。
眼科の店舗デザイン
眼科の店舗デザイン事例で、何を気をつければ良いのかというと色々あります。まずカルテを置く棚を広く確保するという点です。
最近は電子カルテも普及してきましたが、まだまだ紙のカルテを使用している所も少なくありません。いずれ電子カルテにするにしても、今までのカルテを保管する場所は必要となって来るので、棚をしっかりと確保しておくというのは重要です。また診療室は広くするというのも欠かせません。来院する人がなるべく快適にそしてリラックスした状態で診察が受けられるように、なるべく広く診療室は確保しておくと良いです。そうすれば院内を動線も大きく確保する事が出来、患者さんもスタッフもスムーズに移動する事も出来ます。他にも防音対策をしっかりと行うというのも重要です。患者さんは自分の症状を周囲の人に聞かれたくないという事が多いです。その為防音対策がなされていないと、診療中の声が外に聞こえてしまい、周囲の人に聞かれてしまいます。こうした事を防ぐ為にも防音に配慮した店舗デザインにすると良いです。